ダイオード カーブトレーサー [測定器]
機器修理の時、時々ダイオードの判別に困る時がある。ダイオードはトランジスタ等のように番号が無いものが多い。外形からゲルマ、シリコンぐらいの判別は付くが、その特性については判らない。
そこで電圧-電流特性が判れば何とか互換品を探せる。電源とテスターでデータを採っていては日が暮れる、夜が空ける。
ならば特性を直視できるカーブとレーサーを作ってみようと考え、ググって見たところ「イーエレ」さんのHPに簡易トレーサーの作り方があったので早々作ってみた。
回路は本家そのままである。オペアンプ2個で三角波を作りオペアンプでバッファし、2SC1815,2SA1015のコンプリプッシュプルで電流ブーストしダイオードに流す。そのダイオードの両端をオシロスコープのX-Yモードで見ることによりカーブを見ることが出来る
写真にシリコンダイオード、ゲルマダイオード、ショットキーダイオードの例をUPしてみた。横軸(電圧)の精度が今一と思うが、立ち上がりの差異は十分判別できる。これで近似のダイオードを探すことが出来そうだ。
今後もう少し正確に出来るよう調整してみよう。
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