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Troidal Core [その他]

toroidal02.jpg

 自作するときにトロイダルコアをよく使う。
ユニバーサル基板等に取り付けるとき、特に小さいサイズのコアの場合、コイルも細く、うまく取り付けできないことがある。

 メーカー製リグの基板を見るとRFトランス(IFT等)の台座のようなものに取り付けられているのを見かける。
そこで、これに似たものが出来ないか試してみた。
 まずはRFトランスを探してみる。もちろん貴重なトランスを使うわけにはいかないから、今後使うあてもないジャンク品から探す必要がある。その点色々ため込んできたジャンク死蔵品が沢山ある。
 条件としては7Kタイプで2.54ピッチのユニバーサル基板に取り付けできること。さらにコアが取り付けやすいこと。である。
toroidal01.jpg そして写真のようなトランスを発掘した。FCZの7Kよりも背の高いもので、中のボビンは溝なしの細いものである。たまたま偶然であるが、このボビンにはFT37やT37に細いコイル(0.18mm等)を巻いた物がピタリと刺さる。
 そこでこのトランスのコイルを解き、5mm位残してカット。これにコイルを巻いたコアを差し込む。そして足ピンにはんだ付け。このはんだ付けが多少面倒である。特にピン位置と巻き終わりの位置を気にしながら、かつ線を間違えないようにはんだ付けしていく。今回は、写真のようにトリファイラ巻きとして2本で1:4のトランスとし、残り1本をリンクコイルとした。
 これは、FET mixerに使用の予定があるためである。
 コアを直接基板に付ければ簡単なように思うが、基板とのストレー容量や、短絡の恐れを防ぐこともできる。また差し替え方式にしてもいいかも。そしてなんといっても安定して取り付けられる。
 ちょっとした手間でも安定動作には惜しまないほうがいいと思う。
 
訂正:コイルのインダクタンス 0.75uH → 7.5uH 


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