広帯域増幅器5 [リニアアンプ]
なかなか次に進んでいない。FETを使ったもので実験してみたいと思い、部品箱を漁ってみたがMRF134という400MHz用のものくらいしかなかった。取敢えず実験をしてみたが50MHz以上は快調に出力したが、HF帯域は伸びない。簡単なはずのHF帯が難しい。やはり入力インピーダンスの変化が大きいのだろうか?機会があればUPします。
最近オークションでVN66AFというFET(一時期CQなどに使用例があった。)が出ていたので取敢えずGET。これらでまた実験してみます。
ちょっと前にオークションで正体不明広帯域アンプというのがあり、安かったのでGETした。
中をあけてびっくり2SK408,409が合計24個付いていた。オークションの説明には40V電源で150W 200MHzとあったので取敢えず24Vを供給してみた。びっくり いきなり15A流れた。あわてて電源OFF
テスターであちこちあたってみたが異常はなさそう。
バイアスはどうか。9Vの低電圧から可変抵抗経由で供給されている。取敢えずドレイン電源をはずしバイアス電圧を見て、規格表とにらめっこ。結構流れる設定であった。
待てよ。ひょっとしてA級。なるほどと思い、再度電源投入。放熱器があっという間に熱くなる。ファンを回す。
いよいよSGから信号を入力。 145MHz、50MHz、HFと0dB入力であっさり100Wが出てきた。40Vならば150Wは楽々いけると思う。
業務用なのでしょうね。これは拾いものでした。
バイアスをAB級とA級と切り替えられるようにして常用のリニアにしようかな。しかし良く出来ている。
回路はどうということの無いトロイダルコアの広帯域AMPの合成。さすが業務用。
それにしても2SK408,409は使いやすそうだ。誰か入手できるところ知りませんか?
(2007.09.01)
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