Frequency counter [測定器]
最近 近しくしていただいているJH8SSTさんが東芝の7segLEDを記事に書かれている。最近の明るいものと違い、なんとなく真空管のヒーターとまではいかないものの、ノスタルジーを感じてします。そういえば確か古いカウンタキットがあったなと思い出し、ジャンク箱を漁って写真のカウンタを掘り起こした。
その昔、名古屋の中野無線で出来合いの周波数カウンターが販売されていて、自作ディップメータと100KHz水晶のマーカーしかなかった私としては、何回も見に行きやっと購入したのが、初めての周波数カウンタであった。小型で、50MH以上計れ、455KHzシフトが出来るものだった。メーカーは忘れてしまった。
その後秋葉原の亜土電子で、同じICを使ったキットが販売されているものを見つけ迷わず入手したものがこれである。
ICは三菱のM54821Pである。これにゲートタイム切り替えや入力アンプの回路等で構成されている。
もう何年も電源を入れていないので、おっかなびっくりONしてみた。0を表示。SGから50Mhzを入力したのがこの写真である。 どこまでカウントするかとSGの周波数を上げたら+10dBmくらい放り込めば99MHzまでカウントできた。当時としては優れものであった。
その後秋月の周波数カウンタキットが販売されたのは皆さんもご存知のことと思います。しかし中間周波数シフトの機能があるものは、あまり無い。 いろいろな機器に取り付けて使ってきたが、カウンタだけがまだ残っていたのである。せっかくであるから、これを使って短波ラジオでもこさえてみようかな。
秋月以前にこういうキットがあったのですね。知りませんでした。しかも、表示部はまさに東芝TLR312Aですね!99メガまでカウントするとは、素晴らしいですね。TLR312Aの表示は今様の高輝度7セグとは一線を画して地味ですが、ノスタルジーに満ちています。
このカウンター、短波ラジオにはまさにピッタリですね。
by JH8SST/7 (2016-03-13 20:02)
SSTさんコメント有難うございます。
TLR312は定番の7segでしたね。まだ探せば出てくると思います。
最近の高輝度にはない柔らかさを感じます。
この三菱のICが無かったときには、TTLを使って加減算させる回路を付加していました。これのICにはびっくりしましたね。
最近ではPICやAVRで何でも液晶で簡単に出来てしまいます。
なんとか短波ラジオを作って、このカウンタを使いたいと思います。
by JA2NKD (2016-03-13 23:08)